●2年半かけて、スワミ ダヤーナンダジがわかりやすくクラスで教えたお話の録音が生徒たちによって書き起こされた、このバガヴァッドギーターホームスタディシリーズの第五章がこちらです。わかりやすい日本語でスワミ チェータナーナンダジが翻訳したものです。

●この日本語版は、バガヴァッドギーター18章の各章が1冊づつに編纂されていて、全部で18冊の本になります。この第5章は、アルジュナの混乱を示す質問からはじまります。「ああ、クリシュナ。あなたは、行いを手放すことがモークシャであって、ゴールだと言います。だから、世間から引退して行いを手放すこと、サンニャーサを褒め称えるのですよね。しかし、一方で、世間に留まって行いを引き受けてのカルマヨーガを褒め称え、私に、カルマヨーギーでありなさいと言います。いったい、行いを手放すことと、行いのどちらがモークシャをかなえるのですか? 私には、まるであなたの言うことが矛盾に聞こえます。」アルジュナは、サンニャーサの意味に、混乱していました。5章は、クリシュナがサンニャーサの意味をはっきりと明しています。

「自分自身の中に満足を持つ人、自分自身の中に喜びを持つ人、自分自身に気づいた考えを持つ人、自分自身がブランマンであるその賢者のみが、ブランマンである自由を得ます。(5章25番)」


【ページ数】 レターサイズ 142ページ【価格】2,860円